先日、青山ブックセンターに荒井良二さんとあべ弘士さんのトークショウを
聞きに行ってきた。トークショウのタイトルは「ぼくたちの宮沢賢治」。
荒井さんとあべさんは最近、宮沢賢治絵本を出された。あべさんの絵は
初めて観たけど、写実的ではないのに動物がものすごく生き生きしていた。
旭山動物園に長年勤めていたという経歴を聞き納得。
そして、荒井さんの今回の絵は、今までに観たことのない感じのもの
だった。宮沢賢治の文章が持つ力に挑戦したことがはっきりとわかる。
ものすごい絵本だと思う。
宮沢賢治は小学生の頃の教科書に載っていたものを読んだのが最初。
鮮烈な印象で、読んだ後になんとも言えない気持ちになった。
その後、賢治のいくつかの本を読んだし、ものすごく気になる人で
あり続けてきたけど、なんとなくきちんと向き合うのを避けてきた気がする。
でも、今回のトークショウをきっかけに、そろそろ賢治をちゃんと
読む時期が来たかなって思った。
突き抜けてる人はかっこいい。