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2009年 08月 19日
できるだけ全部憶えていたいから、旅の記憶を言葉でも残しておこう。
7月29日 早朝、弘前着。バスターミナル近くのファミレスでありちゃんと待ち合わせ。 AtoZで撮影に通っていた頃、朝、弘前に着くとよくここで朝ご飯を食べていた。 なぜかいつも同じ席が空いていて、同じ席に座っていたんだけど、今日もその席が 空いていてそこに座る。半分眠ったままのありちゃんと一緒に朝ご飯を食べる。 今日の展示作業と明日の夜のイベントの打ち合わせもしつつ。 ありちゃんとは久しぶりに会ったけど、全然久しぶりという感じがしなかった。 お互い会わない間に調子の悪い時期があったりしたけど、今は元気になって、 一緒に写真展をやれることが嬉しかった。 朝ご飯を食べ終えて、harappaに向かう。弘前の街はまだ静かだけどお店の軒先に 金魚ねぷたが下がったりしていて、お祭り前のよい感じの空気。 harappaに着いてまずありちゃんが紅茶を煎れてくれる。ちゃんと茶葉から。 今回の展示を企画してくれたのはありちゃんで、ギャラリーに展示するテキストが 用意されていたので目を通す。この文章にかなりぐっときたけど、なぜかそれを 伝えるのが恥ずかしくて、文の校正などしてしまう。もっと素直に感情表現 できるようがんばろう・・・。 今まで私が弘前で撮った写真をいちばん多く見てるのは多分、ありちゃんで、 実際に弘前で撮影する私の姿をいちばんたくさん見て来たのも多分ありちゃんだ。 でも私の写真についてどう思うかとかほとんど話したことがなかった気がする。 今回の展示にあたって書いてくれたこの文章を読んで、いろんな場面が 思い出された。 ギャラリーで流すスライドに使うフレームのことを相談したら長谷川さんがすぐに 来てくれた。明日のトークの打ち合わせもして、プリントのセレクトも相談。 東京で姫野さんに相談して決めたプリントのセレクトを軸に、追加で焼いた プリントも混ぜてセレクトを考える。 あっという間にお昼の時間になり、新しくできたアルポルトに行ってみる。 お店に入る前に「誰か知ってる人がいたりしてー。」と言ってたら、目の前の カウンター席に吉井さん!ステーキとワインでランチをされていた。 かっこいい・・・。隣の席が空いていたのでそこに座ると「私とおなじものを」と オーダーしてくれた。実は吉井さんに会ってお願いしたいことがあったので、 素晴らしいタイミング。弘前ではよくこういうことがある。 あの人に会いたいなぁと思っていると、約束もなしで会えたりする。 ギャラリーに戻ってプリントの額装をする。夕方、ナカタンが打ち合わせに 来てくれる。今年の春、ナカタンから「桜の時期になると、いつも雅子さんに 会いたくなります。」というメールをもらったけど、その頃、自分の状態が よくなくて弘前に桜を見に行く事ができなかった。そうしたら、ナカタンは おいしくて体に良さそうなりんごジュースをどっさり送ってくれた。 そのりんごジュースを飲みながら弘前のことを考えてたら、弘前での写真展の 話がきて・・・という不思議。 阿部ちゃんやちぽちゃんも展示作業を手伝ってくれて、22時頃終了。心配だった スライド上映の仕方もありちゃんの提案により展示全体に合った感じにまとまる。 三上先生が夕飯に誘ってくださったので、みんなでごはんを食べに行く。 今日は雨降りの一日だったけど、明日は晴れますように! 7月30日 写真展初日。朝から青空!harappaに行くと、百石町展示館のみなさんからと はち君(今、青山で写真展中ですごく忙しいはずなのに!)からお花が 届いていた。ありがとうございます! そして金沢のあさこちゃんからは珊瑚やヒトデもあしらわれた素敵な夏らしい リースが届く。これは、もしや?やっぱり善光水無さんの作ったリースだった。 以前、あさこちゃんのブログに水無さんの作ったブーケの写真が載っていて 素敵だなと思いHPを覗いてみたら、なんと弘前のstablesに作品を置いてると! 何やら金沢と弘前の縁が繋がった気がして嬉しかったのだが、その水無さんの 作ったリースが今ここに飾られることになるとは。 展示風景を撮影してたら前を通りかかった女性が「今何か展示してるんですか?」 と展示を観てくれる。少しお話したら、子供の頃から弘前在住で、一度も弘前を 出た事がないとのこと。「あなたの撮った弘前はいつも見てる弘前じゃなくて外国 みたいで素敵だわ!」と言ってくれた。それは私の視点が外から来た人の視点 だからだろう。住んでる人にしか見えないものもあるだろうし、外からの人にしか 見えないものもあるのだろう。今回展示している写真は人に見せる事を前提にして 撮ったわけではなく全く個人的な気持ちで撮ったものだけど、もし私の写真を見て 弘前に住む人達がこの街を更に好きになってくれたとしたら少しはこの街に 恩返しできた気がして嬉しい。 ランチは念願のmunchiへ。おなかの大きくなったきぬよちゃんとたかし君と再会。 この店の空気感がやっぱり大好き。いつもの鶏と野菜のバジルかけごはんを頼む。 munchiはメインのごはんだけでなく、お茶もスープもサラダも付け合わせの おかずもいちいちちゃんとおいしい。 お客さんが引いた頃を見計らってふたりの写真を撮る。きぬよちゃんの雰囲気は とても丸くて柔らかいものになっていた。お店を出る時に、手書きの札や 手縫いの刺繍のボタンがついたふたりらしいサボテンの寄せ植えを プレゼントしてくれた。嬉しい! あっという間に夕方になり、イベントの為、百石町展示館へ。人前で話すのが 苦手なので、今回トークセッションをやりませんかという話になった時に、 ひとりでは絶対無理!と思い、ナカタンと長谷川さんにも参加をお願いした。この ふたりがいれば、私は話せなくてもなんとかなりそうだし!でも、事前に、私は 話せないからって散々ありちゃんに言っておいた為かありちゃんが司会をしながら 上手く私も話すように導いてくれたみたい。自分では何を話したか全然憶えて ないけど、イベント後にいろんな人からたくさん話してたと言われた。 しかし、いつも自分は人を見る側の立場なので、自分が見られるのが本当に苦手。 京都の時もそうだったけど、今回もほとんど客席を見られなかった。 最初に、ギャラリーでも上映しているスライドを見てもらう。 素晴らしいタイミングでしおりちゃんが仕事の合間を抜けて展示館に入ってくる。 やっぱりしおりちゃんとは縁があるんだなぁと思う。 スライドショウの後に、ナカタンとのトーク。ナカタンとは長い付き合いの ようだけど、出会ったのは4年前。イスキアを始め、弘前周辺のいろいろなすごい 場所へ連れて行ってくれた。そして私とナカタンが一緒にいるといつも不思議な ことがおきる。きっとそういう相性なんだと思う。ナカタンはコラムニストなので 紡がれる言葉がさすがな感じ。旅についてや弘前のことなどを話した。 トークの最後に「弘前の街が雅子さんを歓迎してるんだと思う」という素晴らしい 言葉をプレゼントしてくれた。くー。 休憩を挟んで長谷川さんとトーク。今回、長谷川さんと写真について話す事になり 客観的に自分の写真を観るという機会が持てた。私も長谷川さんのようにクールな 写真も撮れるよう、修行しなければ・・・。 イベント後、近くのお店で打ち上げ。お酒は飲めないけど、なぜかシャンパンは 好きなので、少しいただく。今回の写真展をやるにあたって、裏で動いてくれた 畠山さんにお礼を言ったら、頭が下がるようなありがたい言葉が返ってきた。 感謝・・・。 明日は白神山地に行くか、青池に行くか? 7月31日 朝から快晴!予定どうり、今日は一日遠出をすることにする。 白神山地か青池か最後まで迷ったけど今回は青池に行く事にした。電車の出発時間 ギリギリで弘前駅に着いて電車の周遊券を買う。いつか乗ってみたいと思っていた 五能線のリゾートしらかみで十二湖へ。大きい車窓からはきれいな濃い緑と 青空と。途中の区間では津軽三味線の演奏もあったりして、旅気分を満喫。 鯵ヶ沢辺りから、真っ青な海が続く。千畳敷では、電車がゆっくり走ってくれて、 案内のアナウンスが入ったりしてちょっとしたツアーのよう。 二時間半の乗車時間があっという間に過ぎて十二湖駅着。 そこから少しバスに乗って青池の近くまで行く。バスを降りて、いよいよ 青池へ。私が青池を知ったのは杉戸さんの作品集に載っていた青池の写真を 見た時だ。あまりにもきれいで、これってどこ?ヨーロッパの森の中? と思ったのが青池だった。 その写真を見た時にも思ったけど本物の青池は宇宙みたいだった。青い池に 浮いてる小さな木の葉が星みたい!水と空と森と。来てよかった! 光の差し込み方によって、水の色が濃いブルーになったり薄いブルーになったり して何時間見ていても飽きない感じ。 1時間くらい撮影したりぼーっとしたりして青池の傍で過ごす。おなかが 空いたので、近くのベンチに座って、さっき車内販売で買ったホタテ釜飯弁当を 食べる。それから沸壷の池を見たり、ブナの自然林を散歩したりしてまた青池へ。 帰りのバスに乗るまでの1時間くらいをまた青池の傍で過ごす。 ずっと見ていたかったなぁ。 通りかかったツアーのガイドさんが「私はこのツアーのガイドを5年間やって いますが今日の青池がいちばんきれいです。」と言っていた。 いい日に来られてよかった!名残惜しいけど、バスに乗って十二湖駅へ。 帰りのリゾートしらかみはとてもいい席だった。 でもこのまま弘前まで帰ってしまうと、電車の時間の関係で日本海に沈む夕日が 見られない。このまままっすぐ帰れる方を選ぶか帰りは大変な目にあっても夕日を 見るか。結局、夕日を見る方を選択する。どこの駅で降りるかまた迷ったけど、 地図に夕陽公園という場所が載っていて、その公園のある深浦の駅で降りてみる。 駅から歩いて夕陽公園に行ってみたけど、自分が思っていた感じの場所とは 違ったので、急いで駅に戻り、各駅停車の電車に乗って千畳敷に行ってみることに する。電車が千畳敷に着いたので、降りようとしたら電車のドアが開かない! あせって、開のボタンを何度も押したけど、ドアは開かず結局そのまま電車は発車 ・・・。どうやら運転手が乗ってるいちばん前の車両のドアしか開かないらしい ・・・。次の駅で降りて戻ったら夕日の時間に間に合わないかもしれない。 でも今やれることは全部やってみようと思い、隣の北金ヶ沢という駅で降りて、 また千畳敷に戻る事にする。幸い30分くらい待てば電車が来るようなので、 それまで駅からいちばん近い海辺で時間を過ごすことにする。 海辺に座って、今日撮った写真を見返したりしてたら、なんとこの北金ヶ沢という 駅は今日、十二湖に行く時にリゾートしらかみの車窓から「こういう無人駅には きっと一生来る事はないんだろうなぁ」と思い写真を撮った駅だった・・・。 まさかこの駅に今日、降りる事になるとは!人生って何が起きるかわからないなぁ と思う。でもこんなことでもなければ一生来る事がなかったかもしれない この場所に今いることを楽しもう!と思ったら急に楽しくなってきた。 そして駅に戻り千畳敷へ再び向かう。 千畳敷に到着。駅の前が全部、海!そしてちょうど夕日の時間に間に合った! 目の前にはきれいな夕日と、夕方の光が反射してる海が広がっていて、 後ろを見ればきれいな月。水平線がカーブしているのって初めて見た。 ここに来る事を諦めなくてよかったな。しばらくの間、岩の上に座って写真を 撮ったりする。きれいな空と海と月を見てたら、急に、自分が長い間抱えてる 闇のような感情が一気に吹き出して来て泣きながら写真を撮った。 この時に見た赤い空は忘れないだろうと思う。 夕日が沈んでからもしばらくの間、海を見ていた。気がつくと、さっきまで夕日を 見に来ていた人達が誰もいない!そして、次の電車までは1時間くらいある。 駅前の店や民宿、海の家などは全て灯りが消えて真っ暗!駅は無人駅で 屋根もない!すごい状態になっちゃったなぁ・・・。今、何かあったら誰にも 助けてもらえないな・・・。 ものすごく心細くなった時に、しおりちゃんから「今夜会いましょう」という メール。携帯って素晴らしい!急に心に灯りが灯った感じになる。 やっと電車が来て約3時間かけて弘前にたどり着く。 駅に迎えに来てくれたしおりちゃんの笑顔が光って見えた。海風が寒くて、 やっと来た電車の冷房も寒くて、おなかも空いてて、そんな状態で しおりちゃんが連れてってくれた昼間は米屋で夜はラーメン屋というすごいお店の ラーメンは本当においしかった!体も温まって、おなかもいっぱいになって でも話したい事はまだまだたくさんあってルビアンにお茶を飲みに行く。 夜中のこのお店の灯りや水槽って本当に気持ちが落ち着くなぁ。 しおりちゃんとはもっとずっと話していたかったけど、安心した為か急に眠くなり ホテルに送ってもらう。 自分にとって旅は一生続けたいものだけど、「おかえり」って待っててくれる人の 存在がどんなに大事かを心底感じた一日。 8月1日 今日からねぷた祭りが始まる。豊嶋さんとあおやんも来るし夜が楽しみ! 朝食はいしだフランセーズにパンを買いに行く。このお店は買ったパンを かわいい袋に入れてくれるので、いつもそれが楽しみ。旅から帰ったら、 スクラップブックに貼っておこう。 久しぶりに煉瓦倉庫を見に行く。倉庫の前のお気に入りの木陰でのんびりする。 クローバーやラベンダーがきれいで、なら犬もいるしすぐ後ろには弘南鉄道の 電車が見えるし、岩木山も五重塔も見える。そして、なんといっても倉庫の 全景が見られる特別な場所。いつかまたこの倉庫の中を撮影する日が 来たらいいなと思う。 お昼はありちゃんと川沿いの洋食屋に食べに行く。のんびり感を満喫。 その後、デネガへ。事務所をのぞいたけど鳴海さんの姿が見えなかったので、 中庭に行ってみたら、そこに座ってた。いつもここに来る度思うけど、デネガの 中庭ってよい気のようなものが流れてる気がする。芝生と煉瓦のコントラストも 美しくて気持ちが上がる。そこで少し話したり、ギャラリーの展示を観てから ジーバにお茶を飲みに行く。このお店に行くのは初めて。アイスチャイを頼んだら ポットで出て来て感動。そしてとてもおいしい!鳴海さんとちゃんと話すのは 久しぶりだ。写真のこととか音楽のこととか色々話す。鳴海さんとは スライドショウで何度か写真と音楽のセッションをしてきたので、やっぱり 私にとって特別な存在の人だなと思う。いつも直球を投げまくる私に対して、 鳴海さんは大人な返しといった感じだけどなぜかこの時は鳴海さんも私に直球を 投げてくれて嬉しかった。今までで、いちばん心の距離が近づいた気がした。 一緒にharappaに戻り写真展を観る。またいつか何か一緒にできたらいいな。 豊嶋さんとあおやんが到着して、さっそくお好み焼きの屋台の準備が始まった。 仕込みを手伝う。粉を混ぜたり、イカや豚肉やキャベツを切ったり。 あっという間に夕方になり街にはたくさんの人。まだ試作の時点で多くの 人達がお好み焼きにものすごく反応しててびっくり!関東ではお祭りといえば お好み焼きで、お好み焼きの屋台もたくさん出てるけど、弘前ではお好み焼き ってめずらしいのかなぁ?売り上げが期待出来る!あおやんが材料を混ぜたり 焼き上がったお好み焼きを仕上げる係。豊嶋さんが焼く人。たいちゃんが売る人。 ありちゃんは豊嶋さんに焼き方のレクチャーを受け、時々、交代。私はたまに 仕込みをする人という流れ。小雨の降る中、ねぷた祭りが始まった。私は途中、 ビルの屋上に上がってねぷたを撮影。ねぷたって、きれいでちょっと淋しい感じが 弘前の空気感に合っててすごくいいなと思う。ねぷたの灯りと街の灯りが調和 していて屋上から見る光景は道路からみるねぷたとまた違うよさがあった。 ねぷたが終了して、屋台を片付け、harappaで残ったお好み焼きを食べながら 軽く打ち上げ。そして今日の売り上げ発表。残念ながら今日の目標には少し 届かず。明日またがんばろう!その後鍛冶町へ。 道端でたこ焼きの屋台を見かけた。そういえば、2005年のFDMDの時に、 豊嶋さんがこの屋台を見て、「俺もAtoZの時はお好み焼きの屋台出す!」 と言っていて冗談だと思ってたけど、あれは本当の話になった! 8月2日 朝ご飯を懐かしの弘前中央市場へ買いに行く。シャケの焼きおにぎりと みそを乗せて焼いてあるみょうが。おいしい!AtoZ撮影の時にはこの市場の お惣菜屋さんに本当にお世話になった。安くておいしくて最高! ランチは吉井さんに誘っていただいて、みんなでフレンチのお店へ。 りんごのスープもお肉も全てがおいしかった。 その後、あおやんがmunchiへ行ってみたいというので一緒に行くことにする。 お昼にあおやんはビールを飲んでしまったので、私があおやんの車を運転して行く ことに。かなりの重ステだということで心して臨んだけど、本当に重くて ハンドルが切れず、駐車場から車を出すだけで四苦八苦。見かねたあおやんが 助手席から手を伸ばして一緒にハンドルを回してくれて、おもしろ過ぎた。 クラシックな内装であおやんらしいマニアックなかっこいい車だった。なんとか munchiに無事着いて、チャイを飲む。あおやんもmunchiをとても気に入って いて嬉しかった。お店に置いてある本の中から何冊かあおやんが選んでテーブルに 持ってきた本のセレクトが、私がmunchiで読んだことのある本と全てかぶっていて びっくり。ツリーハウスの本とか、どんとの本とか。 屋台の仕込みまで少し時間があるので、みかみ工芸に行ってみる。ここのあけびの かごはとても素敵だけど、安いものではないので、何かの記念とかではないと なかなか買えない。AtoZが終わった時に、勝手にAtoZ記念としてここでかごを ひとつ買ったのだけど、それがとてもお気に入りで今回は写真展記念で再びひとつ 買うつもり。前回はおでかけ用な感じのものを買ったので、今回は普段使いできる ものを買おう。お店に並んでる全てのかごを見たけど、ひとつに決められずに もう少し考えてからまた買いに来ることにする。 夕方、お好み焼きの仕込みスタート。そしてねぷたが始まる。今日も豊嶋さんが ひたすらお好み焼きを焼きまくる。私はまた途中抜けて、屋上で撮影したりする。 今日は雨のせいもあって売り上げが今ひとつだったけど、そこそこ売れて、 またお好み焼きを食べながら打ち上げ。その後、やぶきんに行ってカレー中華を 食べ、ホテルに戻る。 もうAM1時過ぎていたのでしおりちゃんは寝ちゃっただろうなぁと思いつつも、 なんだか会いたいような気がしたのでさらっとメールしてみたら、「お気に入りの 場所でひとりで飲んでるのよかったら来ませんか?」との返信。 眠気を振り払ってタクシーに飛び乗って教えてもらったBARへ。棚一面に古い レコードが並んだ素敵なBARのカウンターで私はジンジャーエールを飲む。 こんな時はお酒が飲めたらいいのになぁと思う。 すごく好きな感じの音楽がかかっていたので「これって誰の曲ですか?」とお店の 人に訊こうとしたらしおりちゃんが「このアルバムの1曲目がとても素敵なんです !」と言っていてCDを見せてもらう。そしてその1曲目のタイトルを見た瞬間に しおりちゃんと目を合わせて息を飲んだ。まさに今の私達にぴったりのタイトル だったから!まるであまりにも今の状況を示してるタロットカードを ひいてしまったような気になり、思わずCDを伏せる。再度、CDを見ると そこに書いてあったこのアルバムのコンセプトがまた、私が写真を撮るうえで いつも考えていることで・・・。 言葉では上手く説明できないけど、色々な素晴らしいタイミングでここで全てが ぴったりと合ったような特別な夜だった。東京に帰ったらすぐにあのアルバムを 買おう。きっと聴く度に今日の夜の空気感を思い出せる大切なCDになるだろう。 あっという間に3時になりお店を出る。ホテルまでは結構な距離があったけれど このまま話しながら夜の散歩をしたい感じだったので歩いて帰る。 人も車もない道をしおりちゃんとふたりとてもいい気分で散歩。信号の灯りだけが 光ってて、私達はとてもはしゃいでいて、このままどこまでも歩いて行けそうな 夜だった。 つづく ![]()
by masako_nagano3
| 2009-08-19 01:46
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