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2011年 08月 18日
8月15日、福島へフェスティバルFUKUSHIMA!を観に行って来た。
朝、6時55分、新宿集合。バスツアーの受付。 私は、今回、このバスツアーに申し込んだものの、最終的には出発前夜まで 行くかどうか迷った。それは、やはり放射線の高さが気になったから。 でも、フェス直前の大友さんのブログを読んで、行く事を決めた。 何か、すごい瞬間が見られる予感がしたし、今この時代を生きてる者として、 それを見るべきだと思ったし、行かなかったら後悔する気がしたから。 40人乗りのバスが3台、新宿から出発した。 12時半頃、会場着。入り口から会場に入ったとたんに雨。 雨対策はして行ったものの、やはり、雨に含まれているであろう放射能が恐い。 ひどい降りになってきたので、大きめのテントのような場所に避難。 そしたら、なんとそこに飴屋さん。加藤木さんが紹介してくださって、 初めてご挨拶した。飴屋さんの目があまりにも透明でドキドキした。 あの目は今までどんなものを見て来たんだろう。いつか、飴屋さんの ポートレイトが撮れますように・・・という思いが増々強くなった。 雨が上がって、青空が見えて来たので、奥の大風呂敷を観に行く。 たくさんの色とりどりの布が縫い合わされ、芝生の上に敷かれていた。 空は青く、山の緑や川やたくさんの花たちはこんなにもきれいなのに、 このカラフルな布達は芝生に降りそそいだ放射能から観客を守る為に 敷かれたなんて。あまりにもきれいでのんびりした目の前の光景と、 放射能の事をどう結びつけたらいいかわからなくて複雑な気持ちになる。 おなかがすいたので、会場内のお蕎麦屋さんで蕎麦粉100%のおいしい お蕎麦をいただく。 そして、ライブ会場に行く前に、お店の隣のトイレに入ったら、 なんと郁子ちゃんが!本当は今年の始めに郁子ちゃんを撮影させて いただく事になっていて、キチムにロケハンに行き、郁子ちゃんに ご挨拶までさせていただいたのに、体調を崩してしまって、結局、 撮影は別のカメラマンの方にお願いした。本当に申し訳なかったなと 思い、いつか郁子ちゃんに会える事があったら直接謝りたいと 思っていたので、すかさず謝った。郁子ちゃんは優しく笑って、 「憶えてるよ〜。ほら、急がないと、ライブが始まっちゃう!」 と言ってくれた。いつか、また、郁子ちゃんを撮影できますように。 14時20分から、オーケストラFUKUSHIMA! 観客が多過ぎて、よく見えなかったけど、人々の隙間からなんとか見た。 飴屋さん、発見。そして、メガフォンを持った大友さんも見つけた。 このオーケストラは一般の方々とミュージシャンが共に演奏するというもの。 全部で100人くらいいたかなぁ?みんな楽しそうに演奏していてよかった。 最後に、大友さんが、ミュージシャンの方達を紹介。後ろの方で芳垣さんが ドラムを叩いていたとは!そして、教授がひっそりと最後列でピアニカを 吹いていて、会場からどよめきがおきた。 次のライブまで少し時間があるので、会場の向かいにある飲食エリアに 行ってみることにする。行く途中で、向井さんとすれ違う。加藤木さんが 向井さんに会釈していて、向井さんも会釈し返していたので「知り合いなの?」 と訊いたら、「違うけどなんとなく・・・」と言ってておかしかった。でも、 気持ちはわかる!だって向井さん、なんだか体育会系の部活の先輩みたいだもん。 ぴしっと筋が通ってる感じのかっこいい人だったなぁ。 飲食エリアには様々なおいしそうなものが溢れていた。試食させてもらった桃が とてもおいしかったけど、カメラを持っていて重いので、購入は諦める。 でも桃のスムージーなるものを発見して、飲んでみたらとってもおいしかった。 色々な食べ物を買って帰りたかったけど、ここでまた、放射能の事が気になって しまい、複雑な気持ちになった。 16時からエンケンのライブ。エンケンは今まで色々な人に「絶対、雅子さんは 好きだと思う」って言われて来たけど、聴かずにここまで来て しまったので、今日は、とても楽しみにしてきた。なので、かなり前の方に 行く。が、ここでまた豪雨。仕方なく、近くのテントで雨宿りさせてもらう。 そして、また青空。急いで、再び前の方へ。エンケンの歌がどうのこうのとか もうそういうレベルでなく、人としてかっこ良過ぎて、ぽかんとしてしまった。 エンケンは「音楽はちゃんとやろうぜー!」って何度も叫んでた。そして、 最後にステージ上で、四股を踏んだり、見栄を切ったりしていた。 あまりにも突き抜けてて、ライブ直後は頭がぼんやりしてしまった。 ライブが終わって後ろを振り向いたらくーじーがすぐ後ろに立っててびっくり。 エンケン、もっと聴きたかったなぁ。今度はソロライブに行く事にしよう。 16時40分から二階堂和美さんのライブ。かわいいワンピースを着て、 ギター1本で歌うニカさん。いつものように素晴らしい様々な声を聴かせて くれた。ニカさんは「広島代表として、今日はここ福島に来ました。 8月は広島にとって特別な季節です。」って言いながら泣いてた。 17時から、教授+和合さん+大友さんによるセッション。 和合さんの詩の朗読に合わせて、教授がピアノを大友さんがギターを。 教授は今日も「NO NUKES. MORE TREES」と書かれたポロシャツを 着ていた。 その後、プログラムには書かれてなかったけど、勝井さんとユザーンが 出て来て、セッション。教授はまたピアニカを吹いていた。 教授のファンとしては、教授のピアノソロとかも聴きたかったけど、 それをしなかったことに、教授のこのフェスへの関わり方の姿勢を 見た気がした。教授はやっぱり素敵だったなー。 18時50分から向井さんのライブ。 向井さんもギター1本でひとりで登場。何度も「勝手にここにやって来ました」 と言っていた。そして最後に歌ってくれた、向井さんの「ふるさと」、 よかったなぁ・・・。 そして、19時20分から七尾旅人+原田郁子スペシャルバンド。 機材トラブルがあったり、スピーカーが落ちて来たりのトラブルが あり、1時間くらい時間が押したけど、誰も文句を言う人はいなかった。 機材を直してる間、郁子ちゃんがピアノを弾いてくれたりしていた。 そして、いよいよライブスタート。曲順ははっきり憶えてないので、 順不動で。旅人のローリンローリンで会場が一気に盛り上がる。 ピアノを離れて踊る郁子ちゃん。あれ?誰かが代わりにピアノの所に 出て来たと思ったら、なんと向井さん!郁子ちゃんや旅人とのラップの セッションが素敵だったなぁ。次に、郁子ちゃんが以前、清志郎と歌った 「銀河」を旅人とふたりで。この曲が始まったと同時に、ステージの右上に 月が少し顔を出し始めたのを見た時は鳥肌がたった。お盆だし、清志郎も 観に来てくれたかなって思った。それから、旅人がひとりで「圏内の歌」を。 福島で聴くこの曲になんとも言えない気持ちになった。でも、この時、 月にかかってた雲が消えて、きれいなまんまるの月が表れた時、旅人は この土地に呼ばれてるんだろうなぁと思った。 そして、今回のフェスに参加するはずだったハラカミさんを偲んで、 ハラカミさんがDOMMUNE FUKUSHIMAで歌ってた「愛燦々」を。 私がハラカミさんを見たのはこの「愛燦々」を歌う姿が最後だった。 この曲、こんなにいい曲だったんだな。この曲を誰が歌ったとしても きっと一生、私はハラカミさんの事を思い出すだろう。 最後はハラカミさんの曲を全員で。ユザーンが曲の始めに 「行ってきます」って言って演奏を始めた時、やっぱり、ハラカミさんは 今ここに来てるなって思った。出演者、全員がハラカミさんを大好きで、 本当に愛に溢れた演奏だった。zAkさんと飴屋さんの音響はもちろん 最高だった。みんなのハラカミさんへの愛が昇華した本当に素晴らしい ステージだった。 最後に、大友さんがステージに出て来て、「来年もやります。 あ、言っちゃった・・・」と言ってておかしかったけど、 嬉しかった。 今のこの状況の福島で、これだけの素晴らしいフェスを、 入場料無料で、ミュージシャンへのギャラなしで、ボランティアによる 運営で成功させた、大友さんを始めこのプロジェクトに関わった全ての 人達がどれほど大変だったか、想像できない程だと思う。 来年も参加したい。でも、単に音楽を聴きに行くだけというわけには 行かない。今回、このフェスに参加したことによって様々な問題が リアルに突きつけられた。 これから自分は何ができるのか、考えて実行して行こう。 とにかく素晴らしい瞬間をたくさん見せてくださって、ありがとうございました! ![]()
by masako_nagano3
| 2011-08-18 01:08
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