ドイツから帰国して、東京で飛行機を乗り換えるまゆみぃさんと会った。
青山ブックセンターで待ち合わせて、荒井良二さんの絵本「ぼくのきろいバス」の
原画展を見る。
荒井さんの絵はとても質感があるので、印刷物でそれを100%表現するのは難しい。
やっぱり原画はいいなぁ!荒井さんの絵本を読むと、いつも、ぽかぽかと陽のさす
気持ちのよい外で絵本を読んでいるような気持ちになる。
原画展を見た後、かなり時間がなかったけど、近くのカフェで無理矢理
10分間くらいお茶をした。そしてベルリンでの奈良さんの個展会場の写真などを
見せてもらう。
帰り際にまゆみぃさんがおみやげをくれた。家に帰ってあけてみると、なにやら
かわいい水色の筒の中にチョコレートが入っている。でも、これ、単に
お菓子なだけじゃなくて、この筒はなんと万華鏡だった!
この万華鏡をのぞいてたら、子供の頃の記憶が強烈に蘇ってきた。
子供の頃、うちは毎年家族で夏休みに湯河原の海に行っていた。かなり小さい頃
のことなのであまり憶えてないけど、なぜか毎年、海に行った時におみやげ屋で
万華鏡を買うのがとても楽しみだったことを憶えている。初めて万華鏡という
ものを知った時、この世にこんなきれいなものがあるのか!ってびっくりした。
まゆみぃさんの素敵なおみやげのおかげで万華鏡の中には幼い頃の記憶まで見えた。