カテゴリ
以前の記事
2022年 09月 2022年 01月 2021年 11月 2020年 10月 2020年 07月 2020年 06月 2020年 02月 2020年 01月 2019年 11月 2019年 09月 2019年 08月 2019年 01月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 07月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 04月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2010年 12月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2007年 06月 12日
6月9日
朝、友達と新宿駅で待ち合わせ。特急に乗り、松本へ向かう。 初めての場所に行く時は、いつもわくわくする。お昼過ぎに松本着。 友達のお姉さんが駅まで車で迎えに来てくれた。車の中でお姉さんが プレゼントしてくれた「いろは」という素敵な本は、この間、京都のminaに 行った時にお店に置いてあったもので、その時は松本に行く予定なんて なかったけど、その本をぱらぱらとめくりながら、いつかこの街に行って みたいなぁなんてぼんやり思ったんだっけ。縁とは不思議なものだ。 まず、ホテルに行き、機材を置いてくる。今日の宿泊先は、松本民藝家具で コーディネートされている花月。 そして、お姉さんのお家にちょっとお邪魔して、お茶を飲みながらお勧めの お店などを教えてもらう。お姉さんが設計されたというこのおうちが本当に 素敵なおうちだった。シンプルでいて、あったかい感じで、ドアやガラス、 照明器具に至るまで素敵なもので溢れていて、小さいお子さんがふたり いるのに、あまり生活臭が感じられない。でも風通しがよく、愛に溢れてる 感じ。夕飯に招待していただいたので、また夜に会う約束をして、友達と 松本散策へ。 まず、おいしいと聞いたおそばやさんで昼食。麺が透き通っていて、 さっぱりとしたおそばだった。 そして、松本民藝館へ。全国の民芸品が展示されている。日本のもの だけではなく、李朝の家具や、世界各国の民芸品も。日常生活の中で 使われて来た美しいものがたくさんあった。そして、どこの窓からも緑が 見えて、気持ちがよく、何時間でもいてしまいそうな感じだった。 その後、街中を散歩。まずナワテ通りという川沿いの通りを歩く。途中、 神社でお参り。そして、中町通りに出て、松本家具のショールームや お姉さんお勧めの雑貨屋さんや、陶器屋さんへ。お姉さんが高校時代から 通っているというこの陶器屋さんにはほしいものが山のようにあった。 その後、ギャラリー灰月や和菓子屋さんの開運堂をのぞいてから、 友達が高校時代にバイトしていたレコード屋に行ってみる。なぜか、私まで ドキドキした。そして、高校時代の頃の話を聞きつつ、友達の通っていた 高校に連れて行ってもらった。煉瓦を使った雰囲気のある校舎で、正門の 正面にある白い凛とした花がものすごく印象に残った。 そして、再びお姉さんの家へ。手作りの春巻きとか、茶碗蒸しとか、色々と ごちそうになる。この時、テーブルに上に並んだいろんな料理が光って 見えた。誰かが誰かのことを思って作った食べ物って、こんなに力を 持つんだな。ふと、森のイスキアのことを思い出した。 夕飯の後、お姉さんといろんな話をする。驚くほど、好きなものが似ていた。 その間、私の友達は、お姉さんのお子さん達と、オセロをしたり、 本を読んであげたりしていた。それは、ものすごく幸福な光景だった。 お姉さんの旦那さんは、少し話しただけでも、お姉さんのことがす すごく好きなんだなってことが伝わってくる感じで、なんだか、 この空間にはいろんな愛が溢れてるなぁと思った。とても 居心地がよくて、すっかりくつろいでしまい、遅い時間にホテルに戻る。 この時に撮った写真にはやっぱり、この愛に溢れてる感じがはっきり 写っていた。 6月10日 今回は安曇野に行く予定はなかったんだけど、昨日、いただいた「いろは」を 見て、急に安曇野に行きたくなり、予定変更で朝から安曇野へ。 緑に囲まれた見晴らしのよい道をドライブするのはとても気持ちがいい。 雨に濡れた木々の緑が本当にきれい。 まず、碌山美術館へ。煉瓦造りの建物に蔦が絡まっていてすごく好きな感じ。 以前、テレビで萩原碌山と相馬黒光の恋についてのお話をみたことがあり、 碌山に興味を持ったんだけど、こんなにすぐ作品を観られる機会が来るとは。 絶作で黒光をモデルにしたといわれている「女」という作品は本当に 素晴らしかった。もぅ、気持ちが突き抜けてる感じ。 その後、お姉さんのお友達がやっているというアザレアギャラリーへ。 陶磁器の展示をやっていた。ここでまた、昨日、見た白い花が一輪挿しに 飾られていた。展示を観た後、カフェスペースでお茶を飲む。全面ガラス 張りの向こうには森が広がっていて、室内にいながらにして、森林浴してる 感じ。素晴らしい!そして、ギャラリーの方に教えてもらった近くにある 素敵なフレンチレストランでランチ。優しい味の料理で、お店の雰囲気や お店の人の感じもよく、とてもよいお店だと思った。お店の至る所に、お花が 飾られていて、昨日からずっと気になっていたあのお花がここにも!名前を 知りたいなと思っていたら、ちょうど他のお客さんがお店の人にこの花の 名前を訊いていて「やまぼうし」という名前であることが判明。 その後、安曇野絵本館へ。時間がなくて、ここではあまりゆっくりできなかった けど、またゆっくり来たい場所だ。 そして、旅の最後に今回の旅のメインの目的である撮影を。 今日撮ったこの写真が、今後、これを手にした人達の人生に寄り添うような 写真になったらとても嬉しい。 そして、またお姉さんが駅まで送ってくれた。本当は今日、買いに行きたかった けど、時間がなくて買いに行けなかった開運堂のお菓子をおみやげに いただいてすごく嬉しかった。 この二日間、いろんな人の涙と笑顔をたくさん見た。それと、自分が大変な 状況にあっても、それでも誰かを思いやっている優しい人達にたくさん会った。 優しい人ってすごいなぁ。私は自分が大変な状況にあると、いつも自分の事で いっぱいいっぱいになってしまい、他の事が一切見えなくなってしまう。 私も優しくて強い人になりたい。 また松本に行きたいと思う。素敵な場所がたくさんあるからではなく、旅を 決めるのはやっぱりそこに会いたい人がいるかどうかなんだな。 やまぼうしの白い花を見るたびに、今回の旅を思い出すことになるだろう。 ![]()
by masako_nagano3
| 2007-06-12 01:21
|
ファン申請 |
||