昨日はツリーハウスを作られている方の撮影だった。事務所も部屋の中を
木が突き抜けているすごい造り。
子供の頃、ツリーハウスに住むのが夢だった。「トム・ソーヤの冒険」が
愛読書で、トムが木の上に作った隠れがみたいな場所が本当に羨ましかった。
木に上るのも大好きだったな。
そんなことを思い出したのは、去年、弘前のmunchi食堂に置いてあった
ツリーハウスの本を見た時。そして、去年の秋に金津創作の森で行われたgraf展に
行って、森の中に作られた小屋の中に入った時は本当に嬉しかった。
いつか、本当に木の上に隠れがが作れたらいいなー。
夕方から
ジョンブルの展示会へ。
今回はショップでの展示会ではなく、grafが空間プロデュースをして別の
場所を借りての展示会だった。何やらコンクリートうちっぱなしの倉庫のような
場所。入り口で鉄の作品を作る作家の方が作ったという鍵のついた
ネックレスを渡された。会場のどこかにも鍵があるので、それを見つけたら
1つ選んでこのネックレスにつけてお持ち帰りくださいとのこと。宝探しみたいで
わくわくした。ジョンブルの斉藤さんが今回の展示会のコンセプトなどを
説明してくれながら一緒に会場をまわる。服の展示会というよりも、もはや
インスタレーションのようだった。そして鍵の山を発見。パリの蚤の市で
買ってきたものだそう。会場に置いてあるテーブルやソファは全部、この
2日間の展示会の為だけに作られたそうだけど、このままここで店が
開けそうな素敵さだった。今年はまた一緒に仕事ができそうなので楽しみ。
その後、2階の屋根裏部屋みたいなスペースで
見た事もないくらいかわいい瓶に入ったジュースとおいしいクッキーを
いただく。久しぶりにgrafの横山君やカリブ、るい君にも会えてよかった。
そして久しぶりに会った細見社長は今日も最高だった!帰り際には
奈良組のみんなにも会えた。
消えてなくなっちゃうものにこれだけ手間とお金をかけられるって
すごいことだ。いろんな展示やライブもそうだけど、
消えてなくなっちゃうものだからより一層人の記憶に強く残って行くのだろう。
私も人の心に何かを残す展示ができたらいいなと思う。