先日、椅子探しの旅に出た。
2005年に弘前の煉瓦倉庫でやらせてもらった写真展の時に、
芳名帳を置く机として借りていた倉庫にあった机があまりにも
気に入ってしまったので、写真展終了後、吉井さんにその机を売って
ほしいとお願いしたことがある。最初、吉井さんは「あんな古い机
どうするの?」っておっしゃってたけれど、「ものすごく気に入った
ので、どうしてもほしいんです!」と言ったら、あっさり「じゃあ、
写真展のお祝いにあげるわ。」と言って快くゆずってくださった。
それ以来、とりあえず家にあった椅子を合わせて使っていたけれど、
そろそろこの机に合う椅子をちゃんと探そうと思い立った。
目黒駅から目黒通りに並ぶ家具屋さんを何軒も見て回った。その後
中目黒に移動して更に探す。でも残念ながら「これだ!」という
椅子は見つからなかった。だけど本当に気に入っている机で、
一生使うつもりなので、椅子も気長に探して行こう。
師匠のアシスタントをしてる三宅君に写真を見てほしいと言われ、
夜中のファミレスで作品のブックを見る。写真て、ほんとにその人の
内面が出るんだなぁ。自分が撮った写真を見ても、そこに自分の
内面が写ってるかどうかはよくわからない。でも人が撮った写真を
見るとそれを実感。