昨日は、横浜のそごう美術館に、三沢厚彦さんの展示を観に行ってきた。
AtoZで倉庫の中にいた懐かしい動物達とも久しぶりに再会。
たくさんの作品があっても、あの街にいた動物達はすぐわかる。
出口付近にいた新作のこぐまがとてもかわいくて、連れて帰りたいくらいだった。
観にきていた小さい男の子がこのこぐまにずっと話しかけていて
「くまさん、また後でね。」と言って別の作品の方に移動していて、私も君の
気持ちがわかるよ!と思いながらその言葉を聞いていた。
昨日は三沢さんによる作品解説がある日で、一通り観た後に解説を聞く。
三沢さんの作品達に対する愛情があふれたお話だった。新作で大作の
ワニを制作してる時は「時間がなくてもう間に合わないかもしれないと思ったけど
ワニが彫りどころを教えてくれて奇跡的に間に合った。」とおっしゃっていた。
三沢さんの手から生まれてくる動物達はみんなこうやって、作品に宿る魂みたいな
ものを持って生まれてくるんだな。だからあんなに生き生きとしているのだろう。
AtoZの時は三沢さんとお会いする時はいつも三沢さんは制作中で、私は撮影中
だったから全然お話したことはなかったけど、今回は少しお話ができてよかった。
三沢さんのアトリエで撮影もさせてもらえそうなので、楽しみ!